ひとさじからはじめる食べものがたり 〜はじめてのひとさじを迎える前に〜 – たがみまき –
みなさまこんにちは。冷凍離乳食mom’sのたがみまきです。
離乳食や毎日のお食事がおいしく楽しくなるお話をお伝えするこちらのコラム、
今回は生後5か月頃から離乳食を始めるにあたり知っておくと安心なポイントをいくつかご紹介します。
【離乳食って?その役割と心がけ】
「離乳食にはどんな役割があるの?」
「進めるときに大切なこととは?」

健やかなカラダとココロを育む
離乳食には、毎日の「食べること」を通して、ココロとカラダの成長を見守り、育むという大切な意味があります。
“食べる経験”は、赤ちゃんの人生の土台になります。
食べることの体験と練習
離乳食の役割は、栄養補給だけではありません。
ミルクや母乳から少しずつステップアップし、
固形の食べ物を口に含み、すり潰す、噛む、飲み込む、そして消化する。
その一つひとつの練習の積み重ねがとても大切です。
むずかしく考えなくて大丈夫
はじめての離乳食は、
「固さは?量は?」
「全部食べてくれない…」
など不安がつきものですよね。
でも難しく考えなくても大丈夫!
本やサイトを“目安”にしながら、
赤ちゃんの成長と個性に合わせて、
肩の力を抜いてゆっくり進めていきましょう。
はじめましての経験を一緒に楽しもう
トマトを一口食べて“すっぱーーい!お顔”になったり、
さつまいもでにっこり笑ったり。
赤ちゃんは新しい味に出会うたびにいろいろな表情を見せてくれます。
初めてでびっくりしただけなのに、
「嫌いなんだ」と決めつけてしまうのはもったいないこと。
トマトは“酸っぱいもの”と知っているのは私たち大人だけ。
赤ちゃんの率直な反応を、まずは楽しんであげてください。
2回、3回と経験を重ねることで、甘味や酸味など食材の味を少しずつ学んでいきます。
食べない日があっても大丈夫
手間ひまかけて、睡眠時間を削って作った離乳食をペェーっとされると、
正直へこみますよね……。
でも、大人だって眠いときや機嫌が悪い日は食べたくないもの。
赤ちゃんにも「今日はそんな気分じゃない」があります。
言葉で伝えられないからこそ、態度で教えてくれているのです。
少し心に余裕をもって見守ってあげましょう。
赤ちゃんのペースと個性を大切に
食べるのが大好きな赤ちゃんもいれば、
食にあまり興味がない赤ちゃんもいます。
その個性も含めて“その子らしさ”。
比べる必要はありません。
食卓の時間を一緒に過ごす意味
赤ちゃんが寝ている間にササっと食事を済ませて・・・
ワンオペでお世話が忙しくてゆっくり食事など💦というママも多いはず。
だからこそ、
週末の夜ごはんなど“余裕のある日”だけでも、
ぜひ赤ちゃんも一緒に食卓に参加して家族でごはんタイムを。
パパとママが楽しそうに食べている姿を見て、
あれはいったい何なんだろう。
きっと楽しいものなんだ…
「食べてみたい!」
という気持ちが育っていきます。
味覚だけじゃなく、“食事の雰囲気”を体験することもとても大切です。
最後に
食べることは一生つづきます。
You are what you eat.
「あなたは、あなたの食べたものでできている」
私が大切にしている言葉です。
離乳食は、そのはじまりの一歩。
はじめての体験に一緒に寄り添いながら、楽しく進めていきましょう。

~日々がんばるママたちへ~
香りが気持ちをゆったり落ち着かせてくれるハーブティーでホッと一息はいかがでしょう。
なかには赤ちゃんも一緒に楽しめるお茶もあります。
同じハーブティーでティータイムも素敵ですね♪
BABY FIRST TEA ~赤ちゃんのためのお茶~
古くからベビーティーとして親しまれているノンカフェインのハーブティー。
フェンネルとレモンバームの優しく穏やかな味わいのブレンドは離乳食がはじまった赤ちゃんから大人まで楽しめます。

次回からは、離乳食の具体的な進め方や、よくあるお悩みなどについてお話しします。
たがみ まき























