都会を離れて過ごした、夏の一日 ~花火と星空と、何もしない時間~ -eri-
先日、10人くらいの友人たちと一緒に花火大会へ行ってきました。

夏になると毎年どこかで花火を見たいなと思うのですが、
今回は都会から少し離れた自然いっぱいの場所へ。
みんなで予定を合わせて大人数で出かけること自体が久しぶりだったので、
向かっている時間からすでに遠足みたいでワクワクしていました。
到着してまず感じたのは、空の広さと空気の気持ちよさ。
山の緑がすぐ近くにあって、細い田舎道や小さな水路、昔ながらの景色が残っていて、
普段過ごしている都会とはまったく違う時間が流れているように感じました。
何か特別なことをしていなくても、
ただ歩いて景色を眺めているだけで心が落ち着いていく感じ。
普段は電車に乗っていても、歩いていても、
気づけば携帯を見ていたり、次の予定を考えていたり。
仕事のことやSNSのこと、返信しなきゃいけない連絡など、
頭の中にはいつも何かがあります。
でも自然の中に来ると、不思議と携帯を見る回数も減って、
目の前の緑や空、風の音に意識が向くようになりました。
昼間はみんなでのんびり過ごして、カードゲームをしたり、
おしゃべりしたり、くだらないことで笑ったり。

10人くらいいると、それだけでずっと賑やか。
大人になってから、こんなふうに大人数で集まって
何も考えずに遊ぶ時間って意外と少なくなったなと思いました。
特別な観光地を巡ったわけでも、何か豪華なことをしたわけでもないのに、
みんなで同じ場所にいて、同じ景色を見て、たくさん笑う。
それだけですごく満たされる時間でした。
子どもの頃の夏休みみたいな、
時間を気にせず遊んでいた頃を少し思い出すような感覚もありました。
夕方になると、昼間の青空とはまた違う表情に。

雲の隙間からオレンジ色の光が差し込んで、
山や街がゆっくり夕暮れに包まれていく景色が本当に綺麗でした。
普段なら何気なく過ぎてしまう夕方の時間も、自然の中にいると立ち止まって見たくなる。
みんなで「綺麗だね」と言いながら眺められたのも嬉しかったです。
そして日が暮れてから、みんなで花火大会へ向かいました。
大人数で夜道を歩いているだけでも、なんだか学生の頃に戻ったみたい。

夏の夜の少し湿った空気、遠くから聞こえてくる人の声や花火の音。
会場に近づくにつれて少しずつ賑やかになっていく感じまで含めて、
全部が夏の思い出になりました。
田舎の夜は都会よりもずっと暗くて、その分、空が本当に綺麗でした。
周りに高い建物やネオンが少ないので、見上げると想像していた以上にたくさんの星。
東京ではなかなか見ることのできない星空に、
花火が始まる前からみんなで何度も空を見上げていました。
そしていよいよ花火!
真っ暗な夜空いっぱいに大きな花火が広がって、
次々と光が重なっていく景色は本当に圧巻でした。
音も身体に響くくらい迫力があって、写真で見るのとは全然違う。
目の前で一瞬だけ咲いて消えていく花火を見ていると、
夏って短いからこそ特別なんだなと思いました。

花火が終わったあと、また静かな夜空に戻って、
そこにはたくさんの星が見えていました。
華やかな花火ももちろん綺麗だったけれど、
そのあとの静かな星空も同じくらい印象に残っています。
虫の声や夜の風を感じながら、みんなでゆっくり歩いて帰る時間まで心地よかったです。
今回改めて思ったのは、
「デトックス」って身体だけのことではないんだなということ。
普段、頭の中には仕事や予定、SNS、連絡、やらなきゃいけないことがたくさんあって、
休んでいるつもりでも意外と頭はずっと動いています。
でも都会から少し離れて、自然の中で深呼吸して、
綺麗な景色を見て、携帯から少し離れて、目の前にいる人たちとたくさん笑う。
そういう時間を過ごすだけで、頭の中に溜まっていたものが
少しずつ抜けていくような感覚がありました。
何かを頑張る時間ももちろん大切だけど、何もしない時間や、
ただ楽しいと思える時間も同じくらい大切。
自然の匂い、広い空、夜の星、みんなの笑い声。
そういうものに触れているうちに、
帰る頃には身体だけではなく気持ちまで軽くなっていて、
かなりデトックスできた一日でした。
夏は暑くて大変な日もあるけれど、
花火や夕暮れ、星空、みんなで過ごす夜など、
この季節だからこそ味わえる瞬間がたくさんあります。
写真を見返すだけでも、その日の空気や音まで思い出せるような、
大切な夏の思い出になりました。忙しい毎日の中にいると、
つい遠くの目標や次にやることばかり考えてしまうけれど、
たまには都会から離れて、何も考えず自然の中で過ごす時間をつくること。
これからもそんな時間を大切にしながら、季節ごとの景色や、
その時にしかできないことを楽しんでいきたいです。
Eri
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